人である前に国民でなければならない世界、言葉も肌の色も同じな .. >(続きを読む)
人である前に国民でなければならない世界、言葉も肌の色も同じなのに国家の名の元で、敵対し殺しあう人々。今現在、現実に存在する問題を描いているだけに、痛みを感じる物語でした。日頃、北朝鮮を世界の脅威、危険な国家として捉えていますが、そこに生きる人々が「自分達とは違う生き物ではない」という当たり前の事を教えてくれます。周りを海で囲まれた国に住む私には、実感が伴いにくいのですが、国と国を隔てる線は、歴史が刻んだ深い傷なんだと思いました。と書きつつ実際、映画見てる間いちばん大きかった感情ってのは、イ・ヨンエさん萌え。