スウェーデンからやってきた世紀の大女優、イングリッド・バーグ .. >(続きを読む)
スウェーデンからやってきた世紀の大女優、イングリッド・バーグマン記念すべきハリウッドデビュー作。新人売り出しには、万事遺漏なき措置を施す事で他の追随を許さない、製作者「風と共に去りぬ」のセルズニック作品らしく、「彼女をいかに魅惑的にスクリーンに映し出すか?」という一点のみに、全神経を注いでいるかのように思える。実際、オハナシをどうこういうより、美貌光り輝く若きバーグマンをボーっと眺めているうちに映画は終わってしまうので、彼女を観客の目に焼き付けさせる試みという点においては、デビュー作として大成功だったのではないかと思われます。