大傑作「お熱いのがお好き」と遺作「荒馬と女」に挟まれ、ジョー .. >(続きを読む)
大傑作「お熱いのがお好き」と遺作「荒馬と女」に挟まれ、ジョージ・キューカー監督作品にもかかわらずマリリン主演作の中では認知度が極めて低い作品。正直あまり期待してなかった分楽しめました。古き良き時代の雰囲気を持ったロマンチック・コメディ水準作。身分違い、人違いから始まる恋愛という脚本も、なかなか手がこんでいて最後まで飽きさせません。原題「レッツ・メイク・ラヴ」(←マリリンのハスキーな歌声がたまらん)という事からしても、邦題は「恋をしましょう」より「愛しあいましょう♪」の方が相応しいような気がしますね。イヴ・モンタンとマリリンが実際にも恋におちてしまったという噂もかくやと思わせるくらい、二人の息がぴったりで観てるこっちは当てられっぱなし。ノンクレジットながら有名スター達の登場シーンにはニヤニヤしっぱなし。好きだなあ、こういう遊び心満点の出演は。生き生きしたマリリン最後の艶姿を見たい方は「荒馬と女」より断然こっちのがお勧めっす!