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<ネタバレ>「ビッグウェンズデー」や「グリース」と同じく、自分が映画ファンになった頃には、すでに青春映画の佳作という評価を得ていた作品。自分の兄貴姉貴世代の方々の間ではこの映画、ものすごく評判が高かった記憶があります。天邪鬼な自分は反撥してつい観損ねてしまい、40を過ぎた今になってからの鑑賞に。いや~、みんな可愛いわ。男子も女子も。この中では唯一の出世株、デニス・クエイド君も若っ!若さゆえの無鉄砲さ、無邪気さ、一途さが彼ら四者四様それぞれ巧く描写されていました。決して田舎ではないけど大都会とも言い難い、どこにでもあるアメリカ中都市の狭い世界で生きていく(いかざるを得ない)彼らの日常にしみじみと共感。石切り場?の天然プールで、どーでもいいような事を終日ずっとだべっているような、何でもないシーンが大好きです。そう言われればあの頃なんて、俺も麻雀とかしながら、まるで中身もなんにもない会話してたもんなあ・・・。う~ん、やはりこれは十代の頃に観ておくべき映画でした。若いって・・・、若いって・・・何だかんだ言っても、やっぱいいやね。