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<ネタバレ>いかにもうさんくさげな邦題。あまり馴染みがないスタッフやキャスト、知ってるのは衣装担当のイーデス・ヘッド女史のみ。私が最も敬愛していた亡き映画評論家双葉十三郎氏が、この映画を「B級映画とっておきの一本!」と推賞されていたので一見しました。何の予備知識もない状態で観たら「すげー面白かった!!」っていうタイプの映画ですねー、これは。もちろん映画史に残る傑作とか、そーゆータイプの映画では決してないし。タイトルの通りの展開になるかと思いきや、さにあらず。そもそも地球爆破作戦???って一体・・・。なんか内容とかなりずれてるような。前半の展開は先日観た「未知への飛行」と重なる部分があります。人間のキャラクターは眉毛がやたらぶっとい主人公博士を含め、そんなきちんと描かれているとは思えないのに、逆にコンピューター側のほうがより精緻に、立体的に描かれているのが面白い。高い要求ばっかりしてきて、折れることを全く知らないところなんぞ、大嫌いだった昔の自分の上司にそっくり(笑)映画ファンなら騙されたと思って一見してみるべき映画。