<ネタバレ>オリジナルの「ニノチカ」は未見。コッチコチの共産主義者である .. >(続きを読む)
<ネタバレ>オリジナルの「ニノチカ」は未見。コッチコチの共産主義者であるヒロイン(シド・チャリシー)が、どうやって自由主義者に懐柔されていくのかがひとつの見ものかと思ったんですが、あららら、たった一日かそこらでいとも簡単に陥落。う~む・・・。何度もしつっこいようですが、自分はアステアの「エレガンス」がいまだに良く理解出来ない無粋人間なので、その後のこの美貌のヒロインが、初老アステア氏にメロメロになっていく展開にも、どーにもこーにも承服しかねる部分がありました。「ザッツ・エンターテイメント」にも収録されていた「映画大型ワイド化」を茶化したナンバーが一番ダイナミックで楽しかったですね。長いおみあしがご自慢のシド・チャリシー、この映画の演技を見る限りでは、ミュージカルじゃないドラマでも十分通用しそうに見えたんですが・・・。