<ネタバレ>インターバルありの3時間30分は決して長くは感じなかったけれ .. >(続きを読む)
<ネタバレ>インターバルありの3時間30分は決して長くは感じなかったけれど、場面展開がパチパチ切り替わってしまうので、原作未読の者としては、恩地の『そこまでして貫くキモチ』が深く読み取れなかったのが残念。
テレックスを知らない世代としては、テレックスが非常に効果的に見え、タバコも時代を反映しているようだった。
それにしても、KEN WATANABEの存在感は本当にスゴイ。しかも、どの国へ行ってもさりげなくなじんでいる。この映画は渡辺謙あってこそ。恩地にはあまり感情移入できなくとも、渡辺謙にはどっぷりハマる。中でも鈴木京香との場面が私の中では秀逸。