ジョニー・デップなどの有名な名前、テレビでのひつこい宣伝、大 .. >(続きを読む)
ジョニー・デップなどの有名な名前、テレビでのひつこい宣伝、大作ミュージカルとゆうふれこみで、いったいどれだけの普段ホラーを観ない人たちがこれを観てゲーッてなったろう。どんだけきれいごとを並べても、だいだい元のミュージカルからしてエゲツナイ内容だし。ミュージカルならホラーでも支持を得るのだろうか。綺麗に描けば内容がエゲツナクても人にはせつない話としてうつるのだろうか?このエゲツナイ内容でいったいどんな映画にしてるんだろうと思って観てみたら、やっぱりエゲツナかった。殺人シーンも、やりようによっていくらでもコケティッシュに描けただろうが、ちゃんとしたゴア描写(昔のホラーの方がゴア描写は意外とチープ)、人間ミンチの欠片も一瞬だが見せてる。ホラーをここまで、一般人に大々的に見せる事ができたのは、ティム・バートンだからこそかもしれない。そして名前が売れた今だからこそ、これを撮ったとしたら、これは相当な意地悪。観たくない人に綺麗に観せる「八仙飯店之人肉饅頭」。監督のネームバリューやミュージカルってのに騙されちゃいけない。これは立派な大量殺人鬼を描いたホラーだと思う。なんの肉かもわからず、パイをおいしくほおばっても 実は人肉なのだとゆう事と同じだ。てゆーかホラーっていったいなんだ?人間の業や深みを描いたホラーはいくらでも存在する。俺にはそれとの違いがあまりわからなかった。まー「悪魔の~」って邦題についた時点でホラーとして観てしまう俺が馬鹿なのかもしれない。ちなみにまったくホラーがダメな女の子の友人が、大丈夫と思い友達に誘われ観にいって、洋画恐怖症におちいった。