<ネタバレ>マシュー・ブロデリックを悪く言う訳じゃなく、ロバート・グール .. >(続きを読む)
<ネタバレ>マシュー・ブロデリックを悪く言う訳じゃなく、ロバート・グールド・ショー大佐そのものが主人公として明らかに弱いなぁ…。監督のエドワード・ズウィックってどこかで聞いた名前だと思ったら「ラストサムライ」の監督ですね。道理で所々似ているかも。あの映画も渡辺謙がトム・クルーズを食ったと言われているが、本作はそれ以上にロバートの存在感が薄い…。その分と言ってはなんだが、黒人たちの描き方は良かった。実質こちらがメイン。モーガン・フリーマン、デンゼル・ワシントン、インテリ黒人など個性的な面々で、だんだんと第54連隊のファンになっていくような気分。滅びの美学なのか後味もそう悪くなく、高評価なのも頷ける内容だった。