<ネタバレ>重苦しい映画だった。名家に嫁いだ主人公のいね。夫が借金を残し .. >(続きを読む)
<ネタバレ>重苦しい映画だった。名家に嫁いだ主人公のいね。夫が借金を残して自殺すると、もともと結婚に反対していた姑はいねを六條家から追い出そうとする。イジメの数々は見ていて気持ちのいいものではないし、くどい演出は一般的によく言われる1960年代後半からの邦画衰退を象徴しているようにも感じられる。「治郎と奥さんが、治郎と奥さんが、治郎と奥さんが」…。悪い意味で時代を先取りしちゃったのかな。面白みの薄い悲劇で、あまり好きではない。