<ネタバレ>手塚先生が描いた可愛らしいアトムに比べ、生々しくて若干気持ち .. >(続きを読む)
<ネタバレ>手塚先生が描いた可愛らしいアトムに比べ、生々しくて若干気持ち悪いとすら感じるのはどうかと思うが、ストーリーはまずまず楽しめるものだった。使えなくなったロボットの廃棄場でロボット同士の友情物語が始まるのかと思いきや、孤児たちと出会い、アトムは仲良くなりたいために自分がロボットである事を秘密にする。これが結果として人間を騙した形になり、アトムとコーラたちの距離は離れていく。(いくらなんでもハム・エッグの豹変ぶりはおかしいし、悲しい) 本家アトムの内容はほぼ知らないが、こちらも自分がロボットであるがゆえに悩んだりしているようなので、時代や作り手が変わっても、テーマは受け継がれていることに嬉しさを感じる。また富士山みたいな山を登場させたり、桜の花びらを散らしたり、日本への敬意が感じられる点も見逃せない。