初めの方は面白かった。ひとりでに開く扉、中に入ると背の高い不 .. >(続きを読む)
初めの方は面白かった。ひとりでに開く扉、中に入ると背の高い不気味なおっさんが立っていて、「ずっと待っていたんだよ、遅かったじゃないか」と語りかける。その屋敷での不気味さは素晴らしく、楽しかったが、「第3幕」から舞台を街だったり船の上だったりに移し、あれれ?という感じ。大人数だと怖さが紛れるから、できれば屋敷内で話が続いてほしいと思った。ノスフェラトゥ役マックス・シュレックの演技、特に表情は秀逸。場面ごとに黄色、緑、赤などに統一された映像も普通のモノクロ映画とは違う味わいがあって珍しかったな~。