<ネタバレ>潜水艦内外の米ソの様々な思惑を交錯させながらの、潜水艦を舞台 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>潜水艦内外の米ソの様々な思惑を交錯させながらの、潜水艦を舞台にした見応えのあるドラマに仕上がっています。
潜水艦モノはどうしてもキャストの動きも制限されるので、ピーンと張り詰めた緊張状態を感じさせる演技力も求められる。
いわゆるジャック・ライアンものですが、主演はショーン・コネリーと言ってもいい存在感があります。
アメリカの艦長を演じたスコット・グレンも地味ながらも見事にショーン・コネリーとの頭脳戦の相手役をつとめています。
潜水艦モノといえば魚雷ですが、その局面の緊張感をマックスに高める魚雷の使い方も的確。
ヘリを使った空からのアクションも水面下を航行する潜水艦のドラマの中のいいアクセントになっています。
唯一余計に感じられたのは終盤の銃撃戦でした。また、ソ連側の言葉が中途半端になってしまっているのも残念。