ニック・ノルティが本領発揮の作品です。タフだけど哀愁漂う刑事 .. >(続きを読む)
ニック・ノルティが本領発揮の作品です。タフだけど哀愁漂う刑事ぶりが最高にサマになってましたね。彼を中心に、断片的なシーンだけ見せられたらギャングにしか見えないハットスクワッド軍団の濃いキャストも良かったです。ロスにはびこる悪を許さない冒頭の手荒な捜査ぶりに、一人の女の死をめぐる捜査の中で軍の将軍やFBIの思惑も見え隠れ・・・という中盤まではかなり面白くなりそうでしたが、こちらの方は後半に入り徐々にトーンダウン。しかしここでもタフにして男の哀愁を漂わせるニック・ノルティが良かっただけに、彼が演じる刑事のドラマが中心になるのが良かったのか、権力や陰謀に立ち向かうハットスクワッド軍団のドラマとアクションを中心にした方が良かったのかどうか、難しいところです。