3話それぞれに独特の世界観があり、オムニバスが苦手な自分にも .. >(続きを読む)
3話それぞれに独特の世界観があり、オムニバスが苦手な自分にも楽しめた作品でした。第1話は最も存在感の薄い作品ですが映像の美しさ、ジェーン・フォンダの美しさ、特に黒い馬に跨った白い衣装の彼女のラストの姿が印象的。第2話。冒頭、必死で走る男と塔から落ちる男の関係は?懺悔する男が少年時代から今までを回想する形で短い尺の中に無理なく過去と懺悔する今を見せる構成が上手くできた作品でした。トリを飾るのはフェリーニ。やはりフェリーニは凄い。そして怖い。さすがは映像の魔術師と思わせるフェリーニらしい世界観がよく出た傑作。テレンス・スタンプも3話の中で突出して印象に残る見事な存在感がありました。