<ネタバレ> 大まかに言うと、地球を侵略しようとしている宇宙人に対して、 .. >(続きを読む)
<ネタバレ> 大まかに言うと、地球を侵略しようとしている宇宙人に対して、近場にあるその基地を見つけ、攻撃して勝つ、という話。最後の本土決戦がないだけで、基本的には「宇宙大戦争」とおんなじセンス。
そして、今回の目玉は、かなり宇宙戦艦ヤマトに影響を受けてはいるが、昔からの東宝の夢「轟天号」。これとガレー船をモチーフにした敵戦艦の戦いらしい。でも、轟天は古臭い東宝特撮の世界観で、未だにエンジン噴射に煙が出る始末。敵戦艦との一騎打ち戦も、細かい描写がいい加減で、艦の位置関係と、砲塔・砲撃の向きが、メチャクチャで、かなり萎える。たぶん相当の工夫の結果なんだろうが、あの「リボルバー」も、もっと細かい所詰めなくては、戦闘機が装填された後、回転によって斜めになっちゃってるし、発射時には完全に逆さになるぞ、アレ。しかも最後のリボルバービームってどうなってんのか?という疑問がわく。そもそもあれの利点がわからない。あそこに色んな武器を入れて、臨機応変に使う位の工夫を見せろ。
んー、期待したんだがなあ。基本点5点。約20年も前の映画から、進歩していない基本姿勢に-4点。浅野ゆう子のかわいらしさに3点。轟天への固執と描写のダメさに、に-2点。で、総合で2点。