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<ネタバレ>スーパーヒーローでウイル・スミスという必ず訪れる組み合わせに、多くの人はストレートな痛快アクションを期待していたのでしょう。皆さんのレビューや点数の低さからもそれは伺えます。期待を裏切ったのはおそらく宣伝方針が原因でしょう。私はそれほどの期待をしていなかったため、ひねりにひねった展開に後半のほうがひきつけられました。シャーリーズ・セロンが実は…という展開はさすがに驚きました。そりゃ、彼を家で見たときうろたえるよなあ。2回目の鑑賞では彼女の表情や態度が良く理解できます。数千年生きているという設定も二人しか存在しない共通の孤独、空虚感はよくよく考えると、「レディホークにもつながるなんとも悲しい関係です。二人の続編が見たいものです。いつかそれぞれが力を失うのを知りながらそっと余生を過ごすのでは、なんて考えてしまいます。それにしても、セロンの家族は。今はいいけど何年たっても老けない彼女をどう思うのか?なんてこと考えると彼女にとっての家族はほんの一時しか味わえないのかもしれません。こんなひねりの映画があってもいいので8点献上。