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<ネタバレ>完成度は屈指の出来。主人公の二人はもちろんだが、悪役のフランク・ランジェラも憎憎しい敵役を本気で演じてくれてすばらしい。ハートウォーミングを際立たせるには不安要因をどれほど高めるかキーポイント。首席補佐官が一人でそのすべてを引き受るわけですから、生半可な敵役では務まりません。そして出番としてわずかでしたが「ガンジー」で有名なベン・キングズレーも見事。この人も映画によってはいくらでも悪役が出来る人ながら、この映画では話し方とたたずまいで一発で善人とわかってしまうところがすごい。またまた、親友役のチャールズ・グローディン、みんながしびれたシークレット・サービス役のヴィング・レームズも素敵だ。みんな、この映画にほれ込んで与えられた役を演じきっている、そう思えてならない。感動シーンに流れる音楽も実に心地よい。いつでも見たくなる作品だ。それにしても「君のためなら死ねる」という言葉は、映画のセリフ史上(そんなものないか)最高の敬意を表した言葉のひとつだと思う。[良:1票]