<ネタバレ> 1966年(恋の夢)、1911年(自由の夢)、2005年( .. >(続きを読む)
<ネタバレ> 1966年(恋の夢)、1911年(自由の夢)、2005年(青春の夢)と3つの時代の物語のオムニバスですが、内容の評価としては1966年>1911年>>>2005年という感じでしたね。「煙が目にしみる」等の懐かしいオールディーズナンバー、雰囲気のあるビリヤード場と60年代の雰囲気がとても心地良かった1966年、サイレント映画の技法を用い、音楽と映像(建物の中に差し込む光がまるで閉鎖的な世界から垣間見える自由の象徴のような感じで印象に残りました)の美しさで戦前のせつない物語を描き出した1911年に比べて、2005年になるといきなり俗っぽくなってちょっと醒めてしまいました。
まあ、1911年や1966年に比べ豊かになった分失ったものもあって、決して2005年の若者達も満たされているわけではないということなんでしょうけど、ちょっとイマイチで残念でした。