<ネタバレ> 非常に見応えのある作品でした。60年代後半から70年代前半 .. >(続きを読む)
<ネタバレ> 非常に見応えのある作品でした。60年代後半から70年代前半の社会の空気を山下監督が上手く作り出しています。自分を、社会を変革しなければならないという思いと、世の中の真実を伝えていきたいという思い、そして己の使命に忠実であろうという思い・・・様々な思いが上手く重なっていくように見えて少しずつズレていく展開は、まさに若者が「大人の世界」の前に挫折していく姿を映し出したアメリカン・ニューシネマの世界観に相通じるものがありましたね。
まあ、マスコミのあり方というものについても考えさせられる作品でしたね。