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<ネタバレ>昨日やっていましたね。もちろん先週末封切られたばかりの「ワールド・エンド」を意識しての放映だったんでしょうが、あらためてこのシリーズ第1作の面白さを痛感しました。既に2も3も劇場鑑賞したんですけど、ワタシとしては正直2,3とは切り離して考えたいぐらいこの1は別格に好きです。
まず、主役が人気者化される前なので、ちゃんと頭を使ってて、観る側を「なぁるほどね、やるぅ!」と唸らせてくれること。それから悪役もかっこよく、感情移入ができること(ファンもできないような悪役を使う映画はどうみても名作にはなれない)。さらにヒロインが恋するお転婆お姫様そのものとして描かれ、それ以上でも以下でもない扱い方をされていること(過剰なもてはやしは客席を冷めさせる)。その上絵的にもコスチュームものとしてサマになってるし(やっぱきれいなドレスはアコガレです)、全体的に空気が乾いてサラッとしていること(と、これは全く個人的な理由でジメジメは苦手だから)。
以上の点からもワタシにゃこの作品がシリーズ1番かな。カラッと明るく分かりやすいドンパチもののほうがやっぱ受け入れやすいよ。だってコレ痛快娯楽アクション映画なんだもん!