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<ネタバレ>ううむ・・・クリスマスでHAPPY!HAPPY!って映画かと思いきや、微妙な尻切れトンボがチラホラする。特に障害のある弟を持つ彼女の話なんぞ投げっぱなしでオチすら与えていない始末。そんな「恋って甘いだけじゃないのよ」という現実を描いているにしちゃ、妻を失った中年男がクラスメートのお母さんと手軽に恋の予感に嵌っちゃったりというご都合主義もあったり、バランス悪くないスか、この映画?
まあ現実の恋って物自体がそういう不平等なもんなんだって言いたかったのかもしれないし、そういう意味じゃリアリティーを追求した結果なのかもしれないのだけど、クリスマス映画なんだからさ、もうちょっと観客を安心あるいは納得させて欲しかった気がするな。これじゃ「キーラ不倫しちゃうかも・・・」とか、「アランとエマの夫婦はちゃんと上手くやってけるのか・・・」とか余計な心配しちゃうよ(ホント余計だけど)。
ちなみにTUTAYAのバーコードシールの出演者欄はヒュー・グラントじゃなくアラン・リックマンだったのでびっくり。うーん、アラン・・・主役だったのか?