原作がしっかり作られているので、充分に楽しめるクオリティには .. >(続きを読む)
原作がしっかり作られているので、充分に楽しめるクオリティには達しているのですが、つまらん改編を加えたせいでクラリスもレクターもキャラクターの軸足が完全にぶれてしまった点がやはり気になります。
特にレクター博士の心理描写の改編は致命的で、結局彼のカニバリズムに対するスタンスや、クラリスとレクターのお互いの関係が全く意味不明になってしまいました。
もはや単に猟奇的なシーンを撮りたいが為に改編したようにしか思えず、本当に残念です。
てか機内で他人の食べ物にあれほど興味を持つ子供は、どう考えても異常でしかありませんよね。
彼にとってのカニバリズムは、そんな単純なものではないですよね。