<ネタバレ>カラーなのに、若松孝二が撮ったようなモノクロ映画的な異世界。 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>カラーなのに、若松孝二が撮ったようなモノクロ映画的な異世界。
都会の中のエアポケットに入り込み、周囲の喧騒とは断絶されたような感覚を味わえる。
これだけでも十分面白いし、好み。
トンネルの中で警備員に襲われはしたものの、結果的にはお金を盗んだことにならず、家族も傷害保険で事なきを得た。
ハッピーエンドとも言える終幕だが、いっときの悪夢的な時間は何だったのか、あの男は本当に自殺したのか、独特の余韻を残す面白い短編映画だった。