<ネタバレ>男女の相互依存関係を寡黙に描いた内容。
実にリアリティがあ .. >(続きを読む)
<ネタバレ>男女の相互依存関係を寡黙に描いた内容。
実にリアリティがある。
最後で女は戻ってきてしまうのだけど、これがまさにリアリティだと感じる。
これこそが、まさに男女の腐れ縁。
この時点で男は定職に就いてはいるが、おそらくしばらくしたら、また仕事を辞めてしまい、元の関係に戻るだろう。
そうして、この相互依存の関係はどちらかが身体をおかしくするなり、死ぬまで続いていくことだろう。
男女の関係を理屈抜きに淡々と描いた本作は、90年代を代表する日本映画の一つであろう。