<ネタバレ>老監督の作品は、濃厚な時間が漂っている。
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<ネタバレ>老監督の作品は、濃厚な時間が漂っている。
本作品は、言葉にできない映画体験だ。
死人のアンジェリカに心奪われた青年が、最後旅立つ、と言い切ってしまうには、
あまりにもそこに濃い内容があるような気がしてならない。
故人に恋する。このモチーフで「ある日どこかで」という映画がある。
しかし、この作品は、SF的に昔にタイムトリップしてしまう。
いかにも、何とかしてしまうというアメリカ映画なのだが・・
ポルトガルの老監督は、死人に恋して、死んだ、それも人生という感じで、
大らかな大地と共に人生賛歌をそこに描く。