<ネタバレ>1作目の大ファンでも有り、続編の製作が決まったと聞いた時に狂 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>1作目の大ファンでも有り、続編の製作が決まったと聞いた時に狂喜乱舞した事、先行オールナイトに2時間も並んだ事、観終わった時の妙な脱力感等々、全て鮮明に思い出せる。 1作目の流れを汲み、物語は当時のアメリカを風刺するブラックな笑いが全編に満ちているが全く笑えない。何故ならそれ以上にドン引きする描写が多すぎるからだ。マフィアのボスが手術され、眼球と脳だけの存在となりながら自分の生首を見つめるシーン、密告警官が私的制裁で殺害されるシーンなどがそうだ。どれも1作目のバイオレンス描写が予想外に好意的に受け取られた事で、調子に乗った製作者の悪趣味な悪ノリとしか思えない。最たる例はロボコップ2試作機失敗作の映像を観るシ-ンだ。 発狂したロボコップ2試作機が絶叫しながら自らヘルメットを脱ぎ頭蓋骨が露わになる描写はトラウマになっており、たまにCS等で放映されていてもこのシーンだけは未だに観る事が出来ない。 長いコメントになったが、本作は1作目の殻を被った実際は何の志も無い超駄作だと私は思う。