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<ネタバレ>「押し寄せる感動の嵐!」「さぁ泣け!」と言う展開を予想していたが、良い意味で裏切られた。 しみじみとした余韻に浸れるが、クリント・イーストウッド初見の人なら拍子抜けしてしまうのでは? と思える程にあっさりとした終わり方。 他レビュアー諸氏が記載されている様に、やはり本作は過去のイーストウッド作品を一通り鑑賞し、自分なりに一連の作品群・作風に意見を持つ人の為の作品で有り、言い換えるなら『俳優(ここ重要です)』クリント・イーストウッドから永年のファン達に向けての「贈り物」的な作品なのだと思う。 8点以上は差し上げたいのだが、あくまでも個人的な映画観賞基準として、物語に起伏を与える為に「バイク事故が原因で主要人物が死んでしまう」・「主要な女性登場人物がレイプされてしまう」作品は個人的に認めない主義なので、敢えて5点と致します。