すごい映画ですねー。ハッキリ言ってストーリーは無い!最初から .. >(続きを読む)[良:2票]
すごい映画ですねー。ハッキリ言ってストーリーは無い!最初から最後まで血の雨が続く二時間。もうびっくりです。こんな無茶苦茶な映画があっていいんですね。主人公は特殊部隊(?)の新米で約30人で悪の親玉を捉えるべく犯罪者の巣窟となっている巨大マンションに突入する。案の定、大多数を待ち伏せによって失い、主人公ほか数名絶体絶命。普通の映画では「ここから一度退散して計画を練り直してリターンマッチ」となりますが、この映画は「主人公は無敵のシラット使いだったから殆ど一人で敵を皆殺しする」というとんでもない展開になっていきます。一応主人公サイドに裏切り者がいたり、主人公の兄貴が敵側にいたりとストーリーらしきものはありますが、あくまで枝葉に過ぎないといった感じ。というかアクションパートに比べて明らかに演出等にやる気が感じられない 笑。根幹は如何に肉弾戦における血みどろの殺し合いを見せるかに焦点が置かれており、この後半の展開がまあすごい。上映時間の約9割は血みどろアクションなので、その手のアクションが好きな人は絶対に見た方がいいと思います。
個人的に目を惹かれたのは、ものすごく変な撮影。死体だらけの廊下を意味なくパンしたり、セットの上から2つの部屋を跨いで撮ったり、斜めにしたり、ガタガタ揺らしたり、机の下から撮ったり、グルグル回したりと、何でも思いついたことやってみよう!という感じで非常に観ていて楽しかったです。ハリウッドじゃ絶対に見れないカメラワークの連続でした。[良:2票]