<ネタバレ>4時間近くの長さにもかかわらず画が素晴らしい。
特に若き時 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>4時間近くの長さにもかかわらず画が素晴らしい。
特に若き時代には絵画であるかのように綺麗なシーンが散りばめられていました。
少女時代のデボラの初登場のカットでは、その透明感にヌードルスばりにドキリとさせられたほどです。
これほどの大作の場面一つ一つをゆったりとノンストップで堪能するには、平日ではとてもできません。
この作品を正月休みに選択したのは大正解でした。
個人的に本作のような時間軸を行ったり来たりする作品は好きなため、飽きずにみれたのも良かったです。
また、清掃車からの流れで思わせぶりに締めるあたりも心憎い。
作中、デ・ニーロが存在感を見せつつも、どこか大人しいキャラクターで終わりそうだっただけにラストの「笑み」がより印象に残りました。
今のところ、あの笑みは「やったぜ、えへへ♪」と解釈しています。やはりいい映画には毒のスパイスが欲しいので…
それにしても何度も噛みしめたい作品ではありますが、次見るのは来年の正月になってしまいそうな気がします。