<ネタバレ>話題に踊らされるのが悪いと言われればそれまでですが、こういっ .. >(続きを読む)
<ネタバレ>話題に踊らされるのが悪いと言われればそれまでですが、こういったたまに出てくる「問題作」的なものは、どうしても一度見てしまいます。
古くはバトル・ロワイアルあたりがそうでしたが、それより衝撃的でした。
基本的に「衝撃を与えること」自体がテーマであって、その背後に重いテーマが表現されているという風に、善意に解釈する必要はないと思っています。
極端に漫画的な人物設定や、PVのような画・構成など、一つの娯楽エンターテイメントとしてたまにはありかな・・・と。
それにしても、ここで出てくる親に象徴されるようなPTAやら教師やらには、到底容認し難い内容でしたね。
お堅い規制サイドは目くじら立てたと思いますが、作り手側はしてやったりでしょう。
主要登場人物を全て胸糞悪いキャラクターとして描き、それを最後までつらぬいて救いすら与えなかったことには、ある意味敬意を表します。
鑑賞後に残るものはありませんでしたが、大きな打ち上げ花火のようにドッカーンと一瞬で消えるのもまた良し、ということで。