<ネタバレ>初っ端から主人公の"夢"または" .. >(続きを読む)
<ネタバレ>初っ端から主人公の"夢"または"空想”を予感させる雰囲気丸出し。
ソフィアから急にジュリーに入れ替わった段階でそれが顕著に。
「えっ!夢だったの?」と驚く作品ではなく、どこからが夢なのか予想する作品だと思いました。
途中まで多少頭が疲れる流れでしたが、最後の種明かしは至ってシンプル大雑把。
一応、高所恐怖症や冷凍保存など伏線は回収しているものの、さほど人間ドラマはないので、どこか薄っぺらく感じるストーリーでした。
何と言っても、主人公に感情移入できないことにつきます。
自由気ままなプレーボーイが現実世界に戻るだけ・・・医療技術で顔は元通りにできるらしいというオマケ付。
そこに何らかの人間的成長をしたという描写は見受けられません。
最後のシーンにしても中途半端で消化不良。
何やら色々な解釈ができる終わり方・・・というよくあるパターンを使ったようですが、手抜きにしか思えませんでした。
生き返るのが150年後である以上、そもそも描写の選択肢などないはず。
最後のシーンはしっかり作れと言いたいが、おそらく陳腐になるので中途半端に流したのでは?・・・ちょっと意地悪にとらえすぎでしょうか(^^;。