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<ネタバレ>いきなり序盤からの「緊張感」がハンパないね。そんなピリピリした雰囲気の中心にいるクリストフ・ヴァルツ演じるランダ大佐がお見事。ナチス(ゲシュタポやSS)の恐ろしさを的確に演じていましたね。長ーい台詞や効果的なカメラワークなど、タランティーノらしさの中に漂う戦争の匂い。史実はひとまず置いといて(笑)の明解な娯楽としての展開の割に、しっかりドイツ語・フランス語・英語・若干イタリア語と各国の言語をしっかり喋らせる生真面目さ。ドイツ人が英語を話しちゃう某作品よりよっぽど好感度○。長い作品の割にチャプター構成になってるのもいいよね。強いていえば、ブラピwithバスターズがあんまり絡んでこなかったことがちょっと残念。はっちゃけたブラピを期待してた人には空振り感はあるかも。ということで主役はランダ大佐でしたね(笑)。賞受賞も納得でゴザイマシタ[良:1票]