戦後の混乱期、夜の街に生きる女たちの姿を描いた作品。
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戦後の混乱期、夜の街に生きる女たちの姿を描いた作品。
ストーリー展開はちょっと短絡的な気がするが、女性が独りで生きていくこと自体、
困難という時代背景を考えれば、仕方ない部分もあるのかも。性病への問題提起を促しており、
一人の女の生き様を描いたと言うより、社会派ドラマに近い作品なのかもしれない。
品のいい奥さんから姉御肌の娼婦へ、田中絹代のギャップのある演技が見所。
ラストの演出は伝えたいことはわかるものの、唐突でちょっと押しつけがましかった。