何だ、こりゃ。ドラマ性もなければ、メッセージ性もないやん。 .. >(続きを読む)
何だ、こりゃ。ドラマ性もなければ、メッセージ性もないやん。
中盤のストーリー展開はウダウダ、トムクルーズの父親役もミスキャスト。
ラストも呆然とするような結末で、ちょっとびっくらこいた。
スピルバーグと言えば、アイデアと独自の映像技術で映画界では第一人者とされてきたが、
どの作品にも、多かれ少なかれドラマ性はしっかりと織り込んでいたのに。
90年代に入ってから、リメイクやアメリカンコミックのヒーロー物、続編などが乱発され始め、
ハリウッド映画はアイデアが枯渇したのではないかと言われてきた。
そのため内容の稚拙さを、映像技術でカバーするという作品が非常に多くなっている。
この映画もリメイクで、悪いパターンにピタリと当てはまってしまった。
まあ、「アルマゲドン」のような陳腐なストーリーを見せられよりはましかな。