画面から終始漂う厳かな雰囲気が特徴の、映画らしい映画。
主 .. >(続きを読む)
画面から終始漂う厳かな雰囲気が特徴の、映画らしい映画。
主人公のはげ頭のおっちゃんの人間像が丁寧に描かれているわけではないので、
彼の心境の変化が唐突に感じられるかもしれないけど、そこはあくまで想像力で。
このおっちゃんに感情移入できるかどうかが、本作に好印象を覚えるか否かの一番のポイント。
タイトルどおり、人間の善をテーマにしているも、ベタなシーンはほぼ削られており、
製作者側のセンスを感じさせてくれる。秀作。