ちょっと洒落た架空の港町を舞台にしたストーリーコメディー。 .. >(続きを読む)
ちょっと洒落た架空の港町を舞台にしたストーリーコメディー。
暗黒街のボスと役者稼業の男の勘違いがこの作品の妙味だと思うんだけど、
序盤の強引さはまだしも、その後のストーリー展開において、
ずっと目を瞑らなければならない、無茶な状況設定が延々とおまけでついてくるので、
いつまで経っても笑うことができなかった。
終盤は個人的に苦手な人情劇が絡んできて、洒落た舞台設定が台無し。
ピシッと決めてくれるかと思ったラストも、おちゃらけで終わっちゃって、
これはドタバタコメディーとして鑑賞するべきだったのかな?
主役の佐藤浩市ががんばっていただけに残念。