正統派の恋愛映画で、ストーリー自体はかなりのベタ。
ヴィヴ .. >(続きを読む)
正統派の恋愛映画で、ストーリー自体はかなりのベタ。
ヴィヴィアン・リーの存在感は抜群だが、彼女が演じるヒロインのキャラは非常に繊細で、
女々した性格。恋をすれば周りの物が見えなくなり、友達より男を優先するといった、
現在でも時々見かける困ったちゃんタイプ。悲劇のヒロイン気取りをする女は大嫌い。
反対にヒロインの友人はもの凄くいい奴で、非常に好感度が高かった。
男性側は猪突猛進型なれど、誠実な人間で描写にも問題なし。ある品を小道具として絡ませ、
ロマンチストぶりを発揮したラストのシーンには思わずジーン。
邦画タイトル通り、哀愁感をたっぷりと感じさせてくれる作品だった。