戦後イタリアを背景にした、ネオレアリズモ(写実的)作品。
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戦後イタリアを背景にした、ネオレアリズモ(写実的)作品。
親子のエピソードを一本紹介という内容で、ストーリー性は薄く、上映時間も88分と短い。
同じイタリア映画でも「鉄道員」「道」「ひまわり」なども写実的作品に挙げられるが、
これらは一応しっかりと物語を構築しており、本作はやはり物足りなさを感じてしまう。
ただし出演者の演技、人物描写や心理描写が秀逸なので、感情移入がし易く、
心にはずっしりと響いてくる。変な映画を観るよりは全然いい。