言わずと知れた、松本清張ベストセラー小説の映画化。
原作自 .. >(続きを読む)
言わずと知れた、松本清張ベストセラー小説の映画化。
原作自体の出来がいいこともあるんだけど、シナリオもうまくまとめたなぁという印象。
ただし上映時間が短い分、登場人物たちの人間関係における心理描写などは、やはり薄いというか物足りないです。
一応ラストは盛りあがりの見せ場を用意したものの、逆にそこだけが浮いてしまって、結局芥川也寸志の音楽が一番ドラマチックだったという皮肉な結果に。
それでも推理要素が多分に織り込まれていて、普通に満足できるサスペンス作品ではあるかと。