ミッキー・ロークは昔の面影はまったくなくなったけど、
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ミッキー・ロークは昔の面影はまったくなくなったけど、
落ちぶれたレスラーの役は、まさに今の彼にぴったりのハマリ役。
身体もしっかり作っていて、外見だけ見れば、
「こんなレスラー、実際にいそうだよな」というほどの役作り。
お話の展開はオーソドックスながらも、私生活では不器用でだらしのない男という設定に、
一人娘とのエピソードを絡め、人間臭いキャラに厚みを出させている。
プロレスの世界でしか生きられない男の生き様は、ミッキー自身の歩んできた人生と
どこかダブるところがあるのかも。まさしくミッキー・ロークという俳優さんを観る映画だった。