推理サスペンスの要素は薄く、どちらかといえば人間ドラマに重き .. >(続きを読む)
推理サスペンスの要素は薄く、どちらかといえば人間ドラマに重きを置いた作り。
おマセでひねくれ者、"嘘つき"少女という設定が、この作品のキーポイントになっており、
少女役の子役さんはハマリ役といった感じで大変良かったんだけど、
序盤で彼女の孤独さをもっと表現できていたら、さらに感情移入できたかと。
終盤からラストにかけてはありがちな、少々ベタっぽい展開だが、さっぱり目で許容範囲内。
ある人物のラストのセリフがよかった。万人向けの佳作。