ストーリー・コメディーながらも、社会派ドラマとしての印象がや .. >(続きを読む)
ストーリー・コメディーながらも、社会派ドラマとしての印象がやや色濃い作品。
主役を演じるピーター・セラーズの役柄と視点が本作のテーマをそのまま表しているが、
彼の演技の素晴らしさはもちろんのこと、テレビを小道具代わりに社会風刺、宗教、友情と、サブ・テーマをさりげなく織り込んだシナリオと演出の完成度が高い。
原題の意味合いに深みを与えてくれる、ラストのカットも非常にインパクトが強かった。
名作という言葉がぴったりのお薦め作品。