見せ所の難しいジャンルだとは思うけど、ベタなお涙頂戴シーンは .. >(続きを読む)
見せ所の難しいジャンルだとは思うけど、ベタなお涙頂戴シーンはほぼ皆無だった。
主人公の少年は観ていてちょっとハラハラするが、彼の友人を思う気持ちもよく伝わってくる。
二人の子役はもちろん、友人の母親役アナベラ・シオラの演技もいい。
それ以上に良かったのは小道具の使い方で、(う~ん、なるほど)とやたら感心してしまった。
余計なセリフを排したラストの演出は秀逸な出来ばえで、制作者側のセンスの良さを感じる。
お薦めの良作。