原作は史上最年少の文学賞を受賞した高校生の女の子で、
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原作は史上最年少の文学賞を受賞した高校生の女の子で、
当時マスコミでもちょっと話題になっていた。
物語の方は普通の青春映画で、取り立てて大きな事件が起こるわけでもなく、
淡々とストーリーが進むので、退屈と言えば退屈。
唯一の見所は、これがデビュー作である富田靖子の瑞々しさ。
等身大の少女という観点からなら、同時上映の「メイキング・アイコ十六歳」の
富田靖子の素の姿(感情を露にするシーン)のほうが印象に残っている。