史実をベースにした裁判劇。戦勝国が敗戦国の責任を追及した裁判 .. >(続きを読む)
史実をベースにした裁判劇。戦勝国が敗戦国の責任を追及した裁判ということで、
中立という点では問題もあったんだろうけど、そこを逆手に作品のテーマとした、
見応えのある裁判ドラマに仕上がってます。どの役者さんも演技がうまく、緊張感はたっぷり。
裁判長役のスペンサー・トレイシーはもちろん、被告の弁護士役の役者さんが非常に素晴らしく、
ラストまでグイグイと引っ張られた。マレーネ・ディートリッヒは相変わらずの存在感だけど、
モンゴメリー・クリフトも出演してたんですな。最後まで全然気づかなかった。
お薦めのクラシック映画。