傲慢で自己顕示欲が強い女優のイメージを題材に、人間の業を描い .. >(続きを読む)
傲慢で自己顕示欲が強い女優のイメージを題材に、人間の業を描いたストーリー映画。
大物と新進女優の二人のヒロインを軸に、周りの人間たちの複雑な思いが絡みながらのストーリー展開はとても見応えがあり、オチもいい。
見所はやはり二人の女優が見せる演技で、アン・バクスターはもちろん、大物女優役のベティ・デイヴィスが抜群の存在感を放っている。ただシーンによっては、役柄の年齢より老けて見えてしまうのが少々残念だった。
ちなみに無名時代のマリリン・モンローがチョイ役で出ていて、作品内容を考えると、また別の楽しみ方もできるのではないかと。
アカデミー賞で6つのオスカー獲得は伊達ではない、看板に偽りなしの作品。