ホラーと呼ぶにはちょっと違和感のある、異色のスリラー映画。 .. >(続きを読む)
ホラーと呼ぶにはちょっと違和感のある、異色のスリラー映画。
ストーリーは非常に単純なんだけど、その分判り易く、
ヒロインのキャラ描写が存分に描かれているので、すぐに感情移入ができる。
シシー・スペイセクは、他の映画でも端役で出演しているのを何度か見かけたことはあるのだが、
これ一作で顔と名前はずっと忘れなかったから、やはりハマリ役だったということでしょう。
脇役陣も、その後ブレイクしたジョン・トラボルタ、当時若手注目株のウィリアム・カットに
ナンシー・アレン、演技派エイミー・アービングと、いいところを揃えてます。
演出は全般的にB級らしい作りといった感じだけど、ショッキングなドラマでありながらも、
何となく切なさを感じてしまう、狙い所の面白い作品だった。