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<ネタバレ>たしかに私はゲバラのことをよく知りたい、と思ってこの映画を観たわけですが。で、まあ結論としては彼ら革命軍の辿った軌跡や、時折はさまるモノクロの対メディアや国連での発言等から、ゲバラの思想もわかりました。でも、映画なんだから、そこはやっぱりなにかしらドラマを期待してるわけですよ、ちょっとは。チェ・ゲバラの“人となり”を知りたいわけで。デル・トロは文句なくかっこいいけど、ソダーバーグはゲバラの極私的な側面を描くことには何の興味もないみたいだ。なんせ初めから終わりまで“あれがああしてこうなって”が延々と続くので、観てる途中で意識が遠ざかったりする。一生懸命ついていったけども、「ん?この中の誰がゲバラだ?」と分かりづらい画も多くて正直疲れる。めんどくさくなる。ともかく、この第一部で“面白くはない”ことは分かったので、第二部は心して観ようと思う。