<ネタバレ>2作目以降、特に「代理戦争」「頂上決戦」「広島死闘篇」は素直 .. >(続きを読む)[良:2票]
<ネタバレ>2作目以降、特に「代理戦争」「頂上決戦」「広島死闘篇」は素直に作品の素晴らしさに打ちのめされても良いが、最初の「仁義なき戦い」はギャグでやっているとしか思えない。
壮絶、痛快、ドタバタ、もう滅茶苦茶。
戦後の闇市における混乱、日本刀で腕をブッた斬られる凄まじい幕開け。
アホだ。
馬鹿ばっかだ。
男は何て馬鹿な生き物なのか・・・人が死ぬたびに「テレレー♪」は卑怯だろ。笑うなって方が無理だ。
実録?実際だぁ?
こんなん見て信憑性沸くかボケえ!
山守のオッサンが無敵すぎて笑うしかねえだろうがあっ!
ラスボス:山守
「実録もの」特有の胡散臭さ。その臭さが良いんだよ!
今更「ゴッドファーザー」みたいな堅苦しい叙情詩をやるわけにもいかないし。
だからこそ破壊力を!壮絶極まる!血で血を争う破壊力を高めなければならない!
正に「ゴッドファーザー」の「劣化ウラン弾」!それをこんなに面白い映画にしてしまう深作欣二は凄えぜ。弾けた時の一方的な貫通力を極めた怪作なのだ。
任侠?仁義?んなもんはドスとハジキでバキュンキュンキュンよぉ!
なぁ文太の兄ぃ?
「最後じゃけん、言うとったるがの~狙われるもんよりも、狙うもんの方が強いんじゃ・・・そがな考えしとると、スキができるぞ」
テレレー・・・
テレレー・・・
ま、何だかんだ言って傑作です。[良:2票]